ずいぶん昔の作品だけど･･･
昔･･･。きちっと数えてみたら、なんと！30年余りも経ってた〜!!
高校生の時、和裁の授業の時間外で、先生に頼み込んで教えてもらったもの。布は母が若い頃着ていた銘仙の着物の解き。縫ったのは袢纏。できあがったときに、すごく嬉しくて、冬が待ち遠しくて、でも冬になったら勿体なくて何度か着たけれど仕舞い込んでいたもの。
その頃から、こんなに時間が経っていたなんて･･･。（トシとったわ･･･。）
縫って仕舞い込んでいることを忘れていたワケじゃないけど、実家で父の遺品を整理していたときに改めて見て、”活用しなくちゃ、それこそ勿体ない。”と思った。母がきちんと保管してくれていたから、全く古びた感じはなく、最近縫ったようなキレイさだ。
そこで、このお正月に、姪っ子Ｋちゃんにもらってもらうことにした。（思い立ったのはお盆の頃だったから、やっとのことで渡せたの。）受験勉強まっただ中で、寒い日に着てもらえると嬉しいしね･･･。
母がケータイで送ってくれた着画。
Ｋちゃんはこの春、高校に進学予定。そうしたら、私がこの袢纏を縫った年齢だ。
ホント、月日が過ぎるのは早いねぇ･･･。
