旧・あれこれ手仕事日記  hanahanna's blog 

2005年頃から2018年9月はじめ頃までの過去ブログです。

ストライプシャツ、右前見頃すげ替え復元作業(笑)

リフレッシュ休暇で5日間ほど出かけて昨夜帰宅。大好きな飛行機での往復、夜は3回のコンサートに昼間の観光、満喫して帰ってきました。出かける前の3日間、一部の時間を使って、ボツになりそうだったストライプシャツの修復作業をしまして、気分良く出かけられました。
その様子をアップしてから出かけられれば良かったんですけどね・・・。

こんな間違え、二度としたくないね。するもんじゃないね!
大反省の、できあがりとなりました。
何かの、参考になればと思って、恥ずかしいお直し記事をアップしました。

それでは、長い記事になります。




どうしようもなくなったシャツを目の前に、これからどうするか、脳内会議。頭の中ぐるぐるぐる・・・。私にできることは・・・。
結論、「右前身頃すげ替え作戦」を実行することに・・・。

9/13、13時過ぎ頃から作業開始。
まずは、縫い目を解く。着物を解くのは手縫いだから糸は抜きやすいんだけど、ミシン目は細かくて固くて、おまけに糸が丈夫。リッパーに、目打ちに、ふとん針の総動員。右手親指の先にはゴムサックを付けて、少しでも抜きやすくする。そして、切りそろえた縫い代はほつれないように慎重に。もちろん、左前身頃以外の布は、絶対に傷つけてはいけない。
解く箇所と順番は次の通り。
衿付けを解き、台衿を外し。台衿の布もボタン穴開いているので、裁断し直し。
左前身頃と隣接している、袖付けと袖下の一部。
裾始末のステッチ全部。(一部をやり直す方が簡単だけど、できあがりは全部のやり直しの方がキレイ。)
脇と前ヨーク付け部分。
弱くなってきた視力では、ちょっとつらい作業だっだけど、不幸中の幸いは白い糸で縫っていたこと。同色・極類似色だったら、もっと難しい作業だっただろうなぁ。

解いたときの様子。・・・無惨。
   




縫い直し作業は、衿作りの直しから。
   



衿ができあがったところで、右前身頃の裁ち直し。
   



ヨーク付け。解いた部分は型紙を当ててからアイロンで整える。縫い代寸法が少なくなってるので、まち針打つのも一苦労。
   
表からステッチをかける前は、ちょっとズルして、布用スティック糊使ったりして、仕上げる。(これからも使ってしまうかも・・・。簡単で仕上がり良いのがいいね。)
   
こんな感じで、ミシンステッチ。かけにくいったらありゃしない・・・。
   
ヨークを付けてから衿付けに取りかかるときに、前立て始末してなかったことに気付き、急いで前立てを作って・・・。



衿付け。右袖と脇ができあがっているので広げにくくて、まち針もミシンもやりにくかったよ。衿がついた〜!!って喜んだら、「あれ?ポケット付けてなかった〜!!」ってあわてて付けたよ。
   
ここまででこの日は終了。





9/14も昼過ぎ、袖部分がやり直おしから・・・。袖付けのステッチも、裾始末と同じ理由で全部解いてかけ直し。
   
こんな感じで、広げられないことが多いので、ステッチしにくいね・・・。(ホント、やり直し作業に「しやすい」なんてことはないよね。)



脇縫い。解いていない袖下から、裁ち直した見頃までを縫う。
   
   
縫ったらロックミシンで縫いしろ始末して、アイロンで縫い代を割る。袖付け直しでもそうだったけど、一部のロックミシン始末が残っていたので、うまく重なるように縫い目をそろえるのが厄介だった。




次は裾始末の直し。
   



そのお直しで、やっと、元の縫い上がりの姿に・・・!!
   
 
うれしさ余って、このまま一気に仕上げてしまいたかったけれど、ちょっと時間を空けないと間違えるって言うジンクスがあるので、ここまでで終了。






そして、最終段階。9/16はボタン穴。今度は間違えてないよ、上前。ボタン穴の感覚も慎重に確認。
   
穴を切る前にも確認を繰り返し、できあがり。ボタンも付けて・・・。
   



今度こそ、完成〜〜〜!!!
   









旅行初日に着てもらえて、満足。
よかった・・・。




山のような洗濯物をやっつけながら、徐々に通常の製作に戻ろうと思います。 
長い記事を読んでくださってありがとうございました。






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