旧・あれこれ手仕事日記  hanahanna's blog 

2005年頃から2018年9月はじめ頃までの過去ブログです。

13日目、最終日。


とうとう最後の日。閉講式があり、教室へ進む人たちは担当の先生方との打ち合わせがあった。私は教室通いを始めないので、本当に最後の日だった。
思えば、1ヶ月半前。開講式の時に、ものすごくスケールの大きいお話(伝統工芸の伝承とか、文化の継承とか、将来の人間国宝とか)を聞き、圧倒された事もあったが、手織り自体はとても楽しく、嬉しく、そしてなつかしいとさえ思える手仕事だった。一つひとつの作業を丁寧に、時間をかけてコツコツと。好き勝手に手仕事をしているときとは違って決まり事が多いことも久々の感覚で、学生の頃を思い出した。
閉講式の中で、受講生の一人ひとりに感想を発表する時間がとられ、それぞれに感じたことを話した。その中で印象に残っている言葉をいくつか記録しておく。
「のみ込みの悪い生徒だったと思うけど一生懸命に織って、できあがっていくのが楽しかった。」
「私は手芸が好きだったんだ〜と言うことを思い出した。」
「楽しくて楽しくて、13日間があっという間で・・・。」
「私にもできるかな?と考え始めたらドキドキして、抽選に当たった時は嬉しかった。」
佐賀錦講習会に参加するというと、お菓子の方の佐賀錦だと思われた。」と言う、おもしろ系の言葉も。
私は、「いろいろなことに手を出しているので、教室に通うのは時間的にも気持ちのゆとり的にも無理そうなのでひとまず今日までだけど、勉強させてもらったことは何らかの形でもの作りに役立てていきたい。」と話した。またいつか、織機のある生活をしたいぞ!と思っている。多分、これから先、佐賀錦を含め織物教室へ通うことはないと思うけど、気まぐれに楽しんでいる手仕事の中のひとつとして続けていきたいなぁ。ホント、参加できて良かった。

どんな部分で生かせるか、楽しめるかがこれからの課題だな。


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・・・問題の、織りかけ。織機を返さなくてはいけないので頑張って織ってた結果は、全部織り上げられず・・・。今日の午後、居残りをして織って帰ればいいよと、先生が言ってくださったけれど、今日は居残りができない事情があった。「予定寸法に少し足りないけど、最後の平織りをして外して帰ります」と話すと、他の先生方に相談をして、来月初め頃までに織機を返しに来ればいいと言うことにしてくださった。それから、織り上がった布の加工の件。教室に通わない人が二人だったので、そのくらいの人数なら・・・と、担当の先生の特別なご配慮により注文を受け付けてくれることになった。私のは全部が織り上がった時の、織機返納の時に注文すれば良いことに・・・。ホッと一安心。これで他の方にお手数をおかけせずとも加工してもらえる。嬉しい。

今日の事情というのは、父が今日、二度目の手術を受けたからだ。「閉講式は出なさい。最後まで出席しなさい。」と両親に言われ、終わり次第かけつける予定にしていた。教室の打ち合わせがないので、全員でお昼ご飯を食べて、織機を借りる打ち合わせと注文のことをお願いしたあと、会場をあとにした。
会場を出る直前にケータイメールが届いていて、手術の予定時間2時間も短く終了したと知らせが来ていた。「大丈夫!」との言葉も。無事に終了した。車で2時間弱。着いたときにはICUで眠ってて、声をかけると「心配かけたね。終わったぞ・・・」と言っていた。様子を見て本当に安心できて嬉しかった。
御医師のお力に本当に感謝。それから、この事情を知っていた方にはご心配をおかけしました・・・。励ましのお言葉をありがとうございました。